2011年04月01日

相続放棄したら子供が代襲相続する?兄弟はどうなる?

 相続放棄した場合にも代襲相続になるのだろうか?

 一般に,相続人である子供が親より先に死亡したとしても,「代襲相続」として,その子供の子供(つまり孫)が,相続人となる。
 では,相続人である子供が相続放棄をした場合,その子供(つまり孫)は,代襲相続により相続人となるのだろうか?

 答えは「ならない」である。

 相続放棄をした相続人は、はじめから相続人ではなかったことになり、その相続権は次の順位の親族に移る。
 「子」がいなくなれば,つぎは「孫」が代襲相続することになるのではなく,「直系尊属(被相続人の親)」,それがいなければ,次の順位の親族である「被相続人の兄妹」という順番になるのである。

 もっとも被相続人の兄弟には注意が必要だ。
 相続放棄するパターンで一番多いのは,親が多額の借金を抱えて亡くなったケースだ。そんな場合,自分が相続放棄して,自分の子に借金が相続されてしまわないかが,まず心配になるが,そのような心配は無用である。

 しかし,その場合,親の兄弟には,相続放棄をしたということを伝えておいてあげないと,親の兄弟が,多額の借金を相続してしまうことになり得る。

 子が相続放棄すると,親の兄弟も相続放棄をしないといけなくなる場合は多いので,注意が必要なのである。

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posted by 内田清隆 at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | よくあるご質問‐相続
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